ぜんしんかくとく‐ていこうせい【全身獲得抵抗性】
植物が病原菌などの侵入に対し、感染を受けた一部の組織だけでなく、植物体全体が抵抗力を持つ性質。さまざまな植物ホルモンの伝達がその誘導や制御に関わっていると考えられている。
ぜんほうい‐がいこう【全方位外交】
特定の国とだけ親しい関係を持つのではなく、すべての国と平等な外交関係を保つこと。また比喩的に、外交に限らず全体と均等につきあっていくこと。「市議会与党に偏ることなく—で市政を運営する」
そうぎょう‐はちまん【僧形八幡】
本地垂迹(ほんじすいじゃく)思想によって作り出された僧姿の八幡神像。一般に、座して錫杖(しゃくじょう)を持つ。平安初期以降、多くの彫像・画像が作られた。
そうどう‐いでんし【相同遺伝子】
1 減数分裂の時に対合する相同染色体上の遺伝子。 2 同一の祖先に由来し、同じ構造・機能を持つ遺伝子。
そしき‐りょく【組織力】
1 組織がまとまって動く時に発揮される実行力、また、他に与える強い影響力。組織の持つ力。「全社一丸となり—で難局を乗り切る」 2 ある個人や団体が持つ、目標の下に人々を集めて動かす能力。物事を組...
そすい‐せい【疎水性】
水と親和性が小さいこと。水と結びつきにくい、水に溶けにくい、また、物の表面で水が薄く広がらないで水滴となるなどの性質を持つこと。親油性。⇔親水性。
そで‐おうぎ【袖扇】
江戸時代、奥女中の中老以上の者が持つ扇。長さ6寸7分(約20.3センチ)。黒塗りの骨に鳥の子紙をはり、縁起のよい絵を描いた。
空(そら)飛(と)ぶ鳥(とり)も落(お)とす
空を飛んでいる鳥さえも落とす力を持つ。きわめて権勢の強いことのたとえ。飛ぶ鳥を落とす。
そりこ【蘇利古】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(いちこつ)調の小曲。舞は四人舞で、蔵面(ぞうめん)をつけ、楚(すわえ)を持つ。番舞(つがいまい)は壱鼓(いっこ)など。竈祭舞(かまどまつりのまい)。
そん【存】
[音]ソン(呉) ゾン(漢) [学習漢字]6年 〈ソン〉 1 現にある。生きている。「存在・存続・存廃・存否・存亡・存立/依存・既存・共存・現存・厳存・残存・自存」 2 保ち持つ。「恵存」 3...