はた・す【果(た)す】
[動サ五(四)] 1 物事を成し遂げる。「約束を—・す」「望みを—・す」 2 その立場としての仕事をみごとにやってのける。「指導的役割を—・す」 3 命を終わらせる。殺す。「—・さずにおくものか...
はた‐ば・る【端張る】
[動ラ四] 1 幅が広くなる。広がる。「青鈍(あをにび)の指貫の—・りたる、白き衣ども」〈春曙抄本枕・一〇六〉 2 大きく構える。威張る。「執権の威を—・り」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
はだか・る【開かる】
[動ラ五(四)] 1 手や足を大きく広げて立つ。また、進路などをふさぐようにして立つ。立ちはだかる。「戸口に—・る」「困難な問題が目前に—・る」 2 衣服の前などが乱れて開く。「裾が—・る」 3...
はだ・ける【開ける】
[動カ下一][文]はだ・く[カ下二] 1 手や足を大きく広げる。また、目・口などを大きくあける。「指の股を思い存分—・けた両手で」〈有島・星座〉 2 衣服の前などを広げる。「胸を—・ける」「火鉢...
はち‐だいどうじ【八大童子】
密教で、不動明王の使者である八人の童子。慧光(えこう)・慧喜・阿耨達(あのくだつ)・指徳・烏倶婆迦(うぐばか)・清浄・矜羯羅(こんがら)・制吒迦(せいたか)の八童子。八大金剛童子。
はっけん‐ざん【八剣山】
奈良県南部、吉野郡天川(てんかわ)村と上北山(かみきたやま)村の境にある山。標高1915メートル。頂上東の急斜面は原生林におおわれオオヤマレンゲの自生地で、東山腹のトウヒとシラビソの樹林帯ととも...
はっけんてき‐げんり【発見的原理】
真理や事実の発見を目的として暫定的に設けられる方法・仮説。カント哲学では、経験の限界を超えて認識を拡張するのではなく、経験的認識の体系的統一をどう求めたらよいかを指示する理念をさす。規制的原理。
はっこう‐とりょう【発光塗料】
蛍光体または燐光(りんこう)体を主要顔料とし、微量の放射性元素を刺激源として加えて、暗所で発光するようにした塗料。計器の指針や道路標示などに使用。夜光塗料。
はっそう‐きごう【発想記号】
楽曲演奏上の表現方法を指示する、譜面上の記号。速度記号・強弱記号のほか、スラー・スタッカートなどの奏法を指示する記号などを含む。
ハッチング【hatching】
1 絵画、版画などにおける線影。 2 ある指定された範囲を斜線や特定の模様で埋めること。またはその機能。CADの分野で利用される。網掛け。