ばち【撥】
⇒はつ
ひら‐ばち【平撥】
三味線の山田流で用いる標準型の撥。→津山撥(つやまばち)
め‐ばち【目撥/眼撥】
サバ科の海水魚。全長約2メートル、約100キロに達し、マグロ類では最も体高が高く、目が大きい。世界の温・熱帯海域に分布し、外洋性。延縄(はえなわ)により漁獲され、刺身や鮨種(すしだね)にする。
もろ‐ばち【諸撥】
三味線の奏法で、撥で弦を上から弾いて、すぐ下から返すこと。→片撥(かたばち)
やつ‐ばち【八つ撥/八つ桴】
1 羯鼓(かっこ)の異称。「いつものやうに—を御打ち候ひて」〈謡・花月〉 2 中世の巷間(こうかん)芸能の一。羯鼓を首から掛けて、それを打ちながら踊るもの。「児(ちご)の能には、…簓(ささら)、...