ふみ‐ことば【文言葉】
手紙や文章に用いる言葉。「—なめき人こそいとにくけれ」〈枕・二六二〉
ふみ‐さし【文挿(し)/文差(し)】
「文挟(ふみばさ)み1」に同じ。
ふみ‐ずし【文厨子】
書物をのせておく棚。書棚。
ふみ‐つくり【文作り】
漢詩を作ること。また、その人。「—韻塞(ゐんふたぎ)などやうのすさびわざどもをもしなど」〈源・賢木〉
ふみ‐づか【文塚】
詩文などの草稿を埋めて供養や記念のために建てた塚。
ふみ‐づかい【文使い】
《「ふみつかい」とも》手紙を相手に届ける使い。
ふみ‐づき【文月】
陰暦7月の異称。ふづき。《季 秋》「—や六日も常の夜には似ず/芭蕉」
ふみ‐づくえ【文机】
読み書きをする机。ふづくえ。
ふみ‐づら【文面】
書き表された文字や文章。ぶんめん。「—気高く、長文の書き手」〈浮・一代男・六〉
ふみ‐どの【文殿/書殿】
1 書物をおさめておく所。書庫。文庫。ふどの。 2 校書殿(きょうしょでん)の異称。