すいぜんじ【水前寺】
熊本市内の地名。 「水前寺公園」の略。
すいぜんじ‐こうえん【水前寺公園】
熊本市にある庭園。池泉回遊式庭園。江戸前期、藩主細川忠利創建の水前寺を他に移して、その跡に忠利以後3代にわたって築造。成趣園(じょうじゅえん)。
すいぜんじ‐な【水前寺菜】
キク科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は柔らかく、裏面は紫色。夏、黄赤色の頭状花を開く。東南アジア熱帯の原産で、葉を食用とする。名は、水前寺で栽培されたのにちなむ。はるたま。
すいぜんじ‐のり【水前寺海苔】
クロオコックス科の藍藻(らんそう)。きれいな淡水中に生える。細胞が寒天質に包まれ、不定形の群体をつくる。食用で養殖もされる。水前寺で発見され、付近の江津湖のものは天然記念物。《季 夏》