ひに‐ひに【日に日に】
[副] 1 1日ごとに程度が進むさま。「—快方に向かう」 2 その日ごとに。毎日毎日。「—新しい自然から学ぶ心を養おうとしたこともある」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
ひに‐まし【日に増し】
[副]日を追ってますます。日増しに。「—寒さが募る」
日(ひ)に焼(や)・ける
日光にあたって、肌が黒くなったり物が変色したりすること。「ポスターが—・けて黄色くなる」
ひの【日野】
東京都中部の市。多摩川の南岸にあり、もと甲州街道の宿場町。自動車工業が盛ん。住宅地としても発展。多摩動物公園・高幡不動尊(たかはたふどうそん)がある。人口17.9万(2010)。
ひの【日野】
姓氏の一。 [補説]「日野」姓の人物日野啓三(ひのけいぞう)日野資朝(ひのすけとも)日野草城(ひのそうじょう)日野俊基(ひのとしもと)日野富子(ひのとみこ)
ひの【日野】
滋賀県南東部、蒲生(がもう)郡の地名。もと蒲生氏の城下町。日野屋と称する近江(おうみ)商人の本拠地。製薬や林業が盛ん。
ひ‐の‐あし【日の脚/日の足】
1 「日脚1」に同じ。「—ほどなくさし入りて」〈源・末摘花〉 2 「日脚2」に同じ。「まだ—も南へと」〈浄・卯月の紅葉〉
ひのあたるさかみち【陽のあたる坂道】
石坂洋次郎による長編の青春小説。「読売新聞」に昭和31〜32年(1956〜1957)にかけて連載。のちに映画化された。
日(ひ)の当(あ)たる場所(ばしょ)
表立って華やかな、恵まれた地位や境遇のたとえ。
ひ‐の‐いり【日の入り】
夕方、太陽が西に沈むこと。また、その時。天文学では、太陽の上縁が西の地平線に沈みきった瞬間。日没。⇔日の出。