よあけ‐がた【夜明け方】
夜の明けようとするころ。明けがた。
よあけ‐がらす【夜明け烏】
夜明けに鳴くカラス。また、その鳴き声。あけがらす。「風細う—の啼きわたり/岱水」〈炭俵〉
よあけ‐の‐みょうじょう【夜明けの明星】
「明けの明星」に同じ。
よあけ‐まえ【夜明け前】
夜が明ける直前。また、苦難や雌伏の時期が終わり、事態が好転する直前のたとえ。 [補説]作品名別項。→夜明け前
よい‐なき【宵鳴き】
明け方に鳴くべき鶏が宵のうちに鳴くこと。俗に凶兆とされる。「鶏とぼけて—すれば、大釜自然とくさりて」〈浮・五人女・二〉
よい‐の‐みょうじょう【宵の明星】
日没後、西の空に明るく輝く金星。⇔明けの明星。
よう‐へい【傭聘】
[名](スル)まねき、やとい入れること。「この国に—せられてきた最初の鉄道技術者には」〈藤村・夜明け前〉
よ‐かん【余寒】
立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ。残寒。「—厳しき折から」《季 春》「鎌倉を驚かしたる—あり/虚子」
よく‐ぎょう【翌暁】
翌日の明け方。
よこ‐ぐも【横雲】
横に長くたなびく雲。多く明け方に東の空にたなびく雲をいう。