こうどう‐かがく【行動科学】
人間の行動を実証的に研究し、その法則性を明らかにしようとする科学の領域。心理学・社会学・人類学・精神医学などが含まれ、総合化・学際化などを特徴とする。
こぎ‐がく【古義学】
江戸時代、伊藤仁斎によって唱えられた儒学の一派。朱子学や陽明学の注釈に飽き足らず、直接「論語」や「孟子」の原典に当たって古義を明らかにし、仁を理想とする実践道義を説いた。仁斎学。堀川学。
こくせい‐ちょうさ【国勢調査】
国の人口・世帯の構造や就業状態などを明らかにするため、全世帯を対象に、一定の周期で、全国一斉に行われる、大規模な全数調査。日本では、総務省が5年ごとに実施する。第1回の調査は大正9年(1920)...
こくせい‐とうけい【国勢統計】
国内の人口や世帯の実態を明らかにすることを目的とする基幹統計。総務省が、5年に一度、国勢調査を行って作成する。
こく‐はつ【告発】
[名](スル) 1 悪事や不正を明らかにして、世間に知らせること。「内部—」 2 犯罪とは直接関係のない者が、捜査機関に犯罪事実を申告し、犯人の訴追を求めること。「—状」→告訴
こころ‐の‐つき【心の月】
《「心月」を訓読みにした語》悟りが開けた境地を月にたとえていう語。清く明らかで迷いのない心。「いかでわれ—をあらはして闇に惑へる人を照らさむ」〈詞花・雑下〉
心(こころ)を開(ひら)・く
1 本心を明らかにする。心の奥底をうちあける。「—・いて語り尽くす」 2 親しい気持ちになる。うちとける。「あたたかい言葉に—・く」
こせいぶつ‐がく【古生物学】
古生物の化石や遺跡などの研究を通して、生物進化の様式・機構や環境条件との関係を明らかにすることを目的とする学問。
こ‐せき【戸籍】
1 各個人の家族的身分関係を明らかにするために記載される公文書。夫婦とその未婚の子で編成され、各人の氏名・生年月日、相互の続柄(つづきがら)などを記載し、本籍地の市町村に置かれる。旧制では、家を...
こせき‐ほう【戸籍法】
各人の身分関係を明らかにするための戸籍の作成・手続きなどを定める法律。第二次大戦後、民法改正による家の制度廃止に伴い、昭和22年(1947)従来のものを全面改正。