びん‐せん【便船】
[名](スル)都合よく出る船。また、それに乗ること。「明日は早や浪華(なにわ)へ下りて—し肥前へ帰らねばならぬ」〈露伴・椀久物語〉
船(ふね)が座(すわ)・る
1 船が水から陸に上げられる。また、座礁する。〈日葡〉 2 その場にいつづける。じっと腰を据えて動かない。「今宵も明日も明後日も、揚げ詰めの大々尽、お—・った」〈浄・曽根崎〉
ふる‐さと【古里/故里/故郷】
1 自分の生まれ育った土地。故郷(こきょう)。郷里。「—に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今は衰えている土地。「君により言の繁きを—の明日香(あすか)の川にみそぎしに行く」...
ふる‐しき【風呂敷】
「ふろしき」の音変化。「—をかぶった明日蚊帳(かや)を出し」〈柳多留・二一〉
べっ‐そう【別送】
[名](スル)別途に送ること。「本は明日—します」
ほつ‐が【発駕】
駕籠(かご)で出発すること。転じて、貴人の出発すること。はつが。「君は明日五つの御—」〈浄・会稽山〉
ほ‐てり【火照り/熱り】
1 顔が熱くなること。また、怒りや恥のために顔の赤くなること。 2 夕焼けで空が赤くなること。「山の端に—せぬ夜は室の浦に明日は日和と出づる船人」〈新撰六帖・三〉
まい・く【参来】
[動カ変]貴所へ参上してくる。「板葺(いたぶき)の黒木の屋根は山近し明日の日取りて持ちて—・こむ」〈万・七七九〉
まかみ‐の‐はら【真神原】
奈良県高市郡明日香村の飛鳥(あすか)寺付近一帯の古称。
まで【迄】
[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞などに付く。 1 動作・事柄の及ぶ距離的、時間的な限度・範囲・到達点を表す。「ここ—来れば安心だ」「明日—待ってください」「東京から大阪—三時間かかる」...