ながさきぶらぶらぶし【長崎ぶらぶら節】
なかにし礼の小説。長崎の芸者と歴史研究家の無償の愛を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第122回直木賞受賞。平成12年(2000)映画化。また、たびたび舞台化もされている。
なが‐まわし【長回し】
映画の技法の一。切れ目なしに、長時間カメラを回し続けるもの。
ながれる【流れる】
幸田文の小説。昭和30年(1955)発表。花柳界で生きる女性たちの姿を描く。
を原作とする映画。成瀬巳喜男監督、昭和31年(1956)公開。出演、田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子ほか。第11...
な・ける【泣ける】
[動カ下一]《泣くことができる意から》思いがあふれて、ひとりでに泣いてしまう。涙が出るほど感動する。「—・ける映画」「災難続きでわれながら—・けてくる」
なげきのてんし【嘆きの天使】
《(ドイツ)Der blaue Engel》ドイツの映画。1930年作。監督はスタンバーグ。出演、マレーネ=ディートリヒほか。生真面目な教師が、旅芸人一座の歌姫に一目惚れをしたことをきっかけに転...
なさぬなか【生さぬ仲】
柳川春葉の小説。実母と継母、継子の葛藤を描く。大正元年(1912)から大正2年(1913)にかけて「大阪毎日新聞」に連載。大正2年(1913)に舞台化されて流行、義理の親子関係を「生さぬ仲」と呼...
ナサリン【Nazarín】
ペレス=ガルドスの小説。1895年刊。迫害を受けながら巡礼の旅に出た神父の生き方を描く。1958年、ルイス=ブニュエル監督により映画化。
なつのあらし【夏の嵐】
《(イタリア)Senso》イタリアの映画。1954年作。監督はビスコンティ。イタリア統一戦争の時代を背景に、ベネチアの公爵夫人とオーストリア軍の青年将校の悲恋を描く。
ななてんいちチャンネル‐サラウンド【7.1チャンネルサラウンド】
《7.1channel surround》映画館などで臨場感や立体感のある音響効果を再現するために開発されたサラウンドシステム。正面、左右、前方左右、後方左右、および低音出力用サブウーハーの合計...
なにがかのじょをそうさせたか【何が彼女をさうさせたか】
プロレタリア作家、藤森成吉による戯曲。昭和2年(1927)、雑誌「改造」に発表。同年4月、築地小劇場にて「彼女」の題名で初演。鈴木重吉監督による映画化作品もある。