よう‐なし【洋梨】
バラ科の落葉高木。また、その実。葉は卵形から長楕円形をし、春に白い花が咲く。実はひょうたん形で、果皮は黄色く、果肉は後熟により軟化し、芳香を放つ。地中海地方の原産。ペア。西洋梨。
よう‐に【陽に】
[副]表から見えるところでは。うわべでは。「—媚を売りて少年を惑わして陰に之を笑い」〈織田訳・花柳春話〉
ようよう【漸う】
[副]「ようやく」の音変化。「走り通しで—間に合った」「春はあけぼの、—しろくなり行く、山ぎは少しあかりて」〈枕・一〉
よう‐りゅう【楊柳】
1 やなぎ。《季 春》 2 縦方向に細長いしぼのある織物。また、そのしぼ。
よ‐か【余花】
春に遅れて咲く花。特に、おそ咲きの桜。《季 夏》「岩水の朱きが湧けり—の宮/不器男」
よ‐かん【余寒】
立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ。残寒。「—厳しき折から」《季 春》「鎌倉を驚かしたる—あり/虚子」
よかん‐みまい【余寒見舞(い)】
立春を過ぎた頃に、知人へ安否を尋ねること。また、その手紙。
よく【翌】
[音]ヨク(漢) [学習漢字]6年 その次の。あくる。「翌日・翌週・翌春・翌年・翌翌日」 [名のり]あきら [難読]翌檜(あすなろ)
よく‐しゅん【翌春】
翌年の春。
よくぶつ‐え【浴仏会】
「灌仏会(かんぶつえ)」に同じ。《季 春》