ふど‐き【風土記】
地方別にその風土・文化その他について記した書物。 奈良時代の地誌。和銅6年(713)元明天皇の詔により、諸国の産物・地形・古伝説や地名の由来などを記して撰進させたもの。現存するのは、完本の出...
ふ‐ばこ【文箱/文筥】
《「ふみばこ」の音変化》 1 書状などを入れておく手箱。また、書状を入れて先方に届ける細長い箱。 2 (「笈」とも書く)書物を入れ、背負って運ぶ箱。きゅう。
ふ‐ひょう【付表/附表】
書物・書類などにつけてある表。
ふ‐まき【文巻】
書物の外側を包むもの。帙(ちつ)。
ふみ【文/書】
1 文字で書きしるしたもの。文書。書物。「様々の—を作りし中にも」〈鴎外・舞姫〉 2 手紙。書状。「急ぎの—」「恋—」 3 学問。特に漢学。「明けがたに—など講じて、とく人々まかで給ふ」〈源・鈴...
ふみ‐ぐら【文庫】
《「ふみくら」とも》書物を納めておく蔵。書庫。文殿(ふどの)。ぶんこ。
ふみ‐ずし【文厨子】
書物をのせておく棚。書棚。
ふみ‐どの【文殿/書殿】
1 書物をおさめておく所。書庫。文庫。ふどの。 2 校書殿(きょうしょでん)の異称。
ふみ‐ばさみ【文挟み】
1 文書を挟んで貴人に差し出すための白木の杖。長さ約1.5メートルで、先端の文書を挟む金具の部分を鳥口(とりぐち)という。文杖(ふづえ・ぶんじょう)。ふみさし。ふばさみ。 2 読みさしの書物に挟...
ふみ‐びつ【文櫃】
書物をおさめておく櫃。また、書物を入れて背負う櫃。