きどりはんのじょうにあたうるしょ【気取半之丞に与ふる書】
森鴎外が相沢謙吉の名で発表した文学論。正題「舞姫に就きて気取半之丞に与ふる書」。明治23年(1890)4月、「しがらみ草紙」に掲載。自身が発表した小説「舞姫」に対する、文芸評論家石橋忍月が気取半...
きめいしき‐うらがき【記名式裏書】
手形・小切手などやその補箋(ほせん)に被裏書人の氏名または商号の記載と裏書人の署名がある裏書。正式裏書。完全裏書。→白地(しらじ)式裏書
キャッシュフロー‐けいさんしょ【キャッシュフロー計算書】
貸借対照表・損益計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、企業の一定期間の資金の収支(キャッシュフロー)を記した計算書。内容は、営業活動、設備投資などの投資活動、借り入れや返済などの財務活動の3...
きゅう‐しょ【急書】
急ぎの手紙。急信。「僕—を発して、先ず君に問うて」〈織田訳・花柳春話〉
きゅうじゅうごかじょう‐の‐いけんしょ【九十五箇条の意見書】
1517年、ルターが免罪符の販売を批判してウィッテンベルク城教会の門扉に掲げた意見書。大きな反響を呼び、宗教改革のきっかけとなった。九十五箇条の提題。
きゅうやくせいしょ【旧約聖書】
《旧約とは、神がモーセを通して人類に与えた契約の意》新約聖書とともにキリスト教の聖典。ユダヤ教の聖典を新約に先立つものとしてキリスト教会が採用した。律法(モーセ五書)・預言書・諸書(詩篇・箴言な...
きょういく‐はくしょ【教育白書】
文部省が毎年発表した「我が国の文教施策」の通称。学校教育・社会教育・文化施策などについてまとめたもの。文部科学省発足により、内容を改めて文部科学白書へ移行。
きょういのしょ【驚異の書】
マルコ=ポーロの旅行記「東方見聞録」の別邦題。
きょうか‐しょ【教科書】
1 教科の主たる教材として用いられる図書。教科用図書。 2 あることを学ぶのに適している本。「ビジネスパーソンのための—」 [補説]比喩的に「手本」「定石」「正統」などの意味で用いられることがあ...
きょうかん‐ふくいんしょ【共観福音書】
新約聖書のうち、マタイ・マルコ・ルカの三福音書のこと。内容や構成に一致点が多く、相互に参照が可能なため、こう呼ばれる。