かえ‐じ【替(え)字】
ある字のかわりに同じ読みの他の字を用いること。また、その字。例えば、「吉野」の「吉」を「芳」にかえる類。
かえ‐ズボン【替(え)ズボン】
1 上着と対(つい)になっていないズボン。 2 上着と同じ生地・色・柄で複数作っておき、交替ではくズボン。
かえ‐だま【替(え)玉】
1 本人だと偽って別人を使うこと。また、その人。「—受験」 2 本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。 3 ラーメン屋で、残したスープにお代わりとして入れる麺のこと。「—無料サービス」
かえだま‐じゅけん【替(え)玉受験】
本人だと偽って、別の者が試験を受けること。
かえ‐ち【替(え)地】
1 土地を交換すること。 2 かわりに提供する土地。代替地。
かえ‐ちゃわん【替(え)茶碗】
茶会で、客が多人数のとき、主茶碗(おもぢゃわん)にかえて用いる副の茶碗。正客には用いない。
かえ‐づる【替(え)弦】
掛け替えの弓弦(ゆづる)。予備の弓弦。副弦(そえづる)。
かえ‐な【替(え)名/代え名】
1 本名にかえて用いる名。変名。 2 芝居で俳優が扮(ふん)する役の名。
かえ‐ば【替(え)刃】
安全かみそりなどで、取りかえて使うかわりの刃。
かえ‐ぶた【替(え)蓋】
1 取り替えぶた。 2 茶の湯釜・水指・茶入れなどで、本体とは材質の異なった象牙・木地・漆塗りなどで作られたふた。⇔共蓋(ともぶた)。