すきや‐たび【数寄屋足袋】
《茶室で用いるところから》木綿・絹などの足袋。
すべら‐がみ【皇神】
「すめかみ」に同じ。「たきつ瀬に木綿(ゆふ)かけ祈る—今日のなごしに岩戸あくらん」〈夫木・九〉
そうま‐ちぢみ【相馬縮】
福島県相馬地方で産する木綿の縮。
ぞうり‐げた【草履下駄】
松材の台の表にわらで編んだ草履をつけ、木綿真田(さなだ)などの鼻緒をすげた下駄。形は駒下駄に似て、少し低い。
タイヤ‐コード【tire cord】
タイヤのトレッド部の厚いゴム層の中に鋳込まれる織布のこと。昔は木綿であったが、現在では合成繊維やカーボンファイバー・スチールなどが用いられている。
たかさき‐たび【高崎足袋】
江戸中期、高崎で作られた足袋。木綿の地に木綿糸で刺し縫いをし、足首の部分の高さがやや低いもの。
たか‐に【高荷】
1 馬の背などに高く積み上げた荷物。 2 江戸時代、木綿反物などを高く積み重ねて背負い、市中を売り歩いた者。また、その荷。
たく【栲】
コウゾの古名。「常に—の皮を取りて木綿(ゆふ)を造る」〈豊後国風土記〉
たこ‐いと【凧糸】
凧揚げに用いる、よりの強い太い木綿糸。
たて‐ざし【立(て)刺(し)】
足袋(たび)底に使う、白木綿の厚地織物。