にゅう‐しゅう【乳臭】
乳のにおい。また、乳のにおいがすること。転じて、幼く未熟なこと。「—が取れない若者」
にゅうしゅう‐じ【乳臭児】
乳のにおいのする小児。転じて、年少で未熟な者をあざけっていう語。青二才。「まだ世間を知らぬ—のように」〈花袋・田舎教師〉
ねずみ‐つき【鼠突き】
未熟な槍(やり)の使いよう。また、槍術の未熟な者をあざけっていう語。「彦九郎あざ笑ひ、なんのおのれが—」〈浄・堀川波鼓〉
はく‐じん【白人】
1 白色人種に属する人。 2 ㋐物事に未熟な人。不慣れな人。しろうと。「京の色里にて手弱き客を—と言へり」〈浮・常々草〉 ㋑江戸時代、京都の祇園や大坂の曽根崎などにいた私娼(ししょう)。しろうと...
はす‐の‐み【蓮の実】
ハスの種子。未熟なものは甘いので生食し、完熟したものは乾燥して菓子や料理の材料に用いる。《季 秋》
はっけつ‐びょう【白血病】
血液中の白血球が異常に増加する病気。多いのは急性白血病で、未熟な白血球が増殖して造血・免疫機能が低下し、発熱・貧血・出血傾向や脾臓(ひぞう)・リンパ節の腫(は)れなどの症状がみられる。慢性白血病...
はなまる‐きゅうり【花丸胡瓜】
花をつけた未熟で小さなキュウリ。刺身のつまなどにする。はなきゅうり。はなまる。
はやと‐うり【隼人瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は五角状卵形。白色の雄花と雌花とが咲き、実は洋ナシ形で黄白色または緑色。未熟な果実を食用、塊根を飼料とする。熱帯アメリカの原産で、日本には大正時代に鹿児島に導...
はん‐か【半可】
[名・形動] 1 未熟なこと。中途半端なこと。また、そのさま。なまはんか。「—を言う」「汝(そなた)までに我実情(じつ)なき—と見られては」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 「半可通(はんかつう)」の略。...
はん‐じゅく【半熟】
1 食べ物が十分煮えたりゆだったりしていないこと。なま煮え。 2 「半熟卵」の略。 3 果実などが十分熟していないこと。「—のブドウ」 4 技芸などがまだ未熟であること。「—の演技」