しんぎ‐しんごんしゅう【新義真言宗】
覚鑁(かくばん)を宗祖とし、大日如来の加持身(かじしん)説法の新義を唱えた真言宗の一派。根来山(ねごろさん)大伝法院を本山としたが、のち、智山(ちざん)・豊山(ぶざん)両派に分かれた。新義派。→...
しんごん‐りっしゅう【真言律宗】
律宗の一派。真言宗の教義を旨とし、四分律・梵網戒(ぼんもうかい)を併せて修学する宗派。鎌倉時代、睿尊(えいぞん)を祖として興る。総本山は奈良市の西大寺。
しんしょう‐じ【新勝寺】
千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山。山号は成田山。平将門(たいらのまさかど)の乱を鎮めるため、僧寛朝が勅命によって神護寺の不動明王像を下総(しもうさ)に奉じて祈願、乱平定の天慶3年(940)...
しんぜい‐は【真盛派】
天台宗の一派。真盛を開祖とし、西教(さいきょう)寺を本山とする。念仏と戒の双修一致を説く。
しん‐やくしじ【新薬師寺】
奈良市高畑町にある華厳宗の別格本山。山号は日輪山。天平19年(747)光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈願して建立したと伝える。開山は行基。奈良時代末期の遺構をとどめる本堂や薬師如来坐像・十二神将...
じ【寺】
てら。多く接尾語的に用いて寺院を数えるのに使う。「末寺数百—を数える本山」
ジェー‐エー‐シー【JAC】
《Japanese Alpine Club》日本山岳会。登山愛好者の会。明治38年(1905)設立。
じおん‐じ【慈恩寺】
⇒大慈恩寺(だいじおんじ)
山形県寒河江(さがえ)市にある慈恩宗の本山。山号は瑞宝山。行基の開創と伝え、法相宗、のち天台・真言両宗の寺。
じ‐かく【寺格】
寺の格式。勅願寺・祈願寺・門跡(もんぜき)寺院、また、本山・別院・末寺などの類。
じき‐まつじ【直末寺】
総本山直属の末寺。