むぐらのはは【葎の母】
津島佑子の短編小説。昭和49年(1974)「文芸」誌に発表。翌年、第16回田村俊子賞受賞。
むこいり‐こん【婿入り婚】
婚姻成立祝いを妻方であげ、以後、夫は妻方に住み込むか妻訪いの形で婚姻生活が営まれるもの。一定期間ののち夫方に移るので、一時的妻訪い婚ともいう。村内婚を基盤として、日本で古くから行われた。招婿(し...
むこう【向こう】
1 正面。前方。また、前方の比較的離れた場所。「—に見える山」「—にいる人を手招きする」 2 ㋐物を隔てた、あちらの方。「山の—の村」「通りの—」 ㋑距離を隔てた、あちらの方。目的とする地や、外...
むさし‐がすり【武蔵絣】
⇒村山絣
むさし‐しちとう【武蔵七党】
平安末期から室町初期にかけて武蔵国に存在した同族武士団。丹治(たんじ)・私市(きさい)・児玉・猪股(いのまた)・西・横山・村山の七氏。
むさしむらやま【武蔵村山】
東京都中北部の市。工業地・住宅地化が進む。武蔵七党の一の村山党の根拠地。狭山茶・村山大島紬を特産。人口7.0万(2010)。
むさしむらやま‐し【武蔵村山市】
⇒武蔵村山
むし‐おくり【虫送り】
農作物、特に稲の害虫を追い払う呪術(じゅじゅつ)行事。たいまつをともしたり、実盛(さねもり)とよぶわら人形を担いだりして、鉦(かね)・太鼓をたたいてはやし、村境まで送って行く。稲虫送り。実盛送り...
むすことこいびと【息子と恋人】
《原題Sons and Lovers》ローレンスによる自伝的長編小説。1913年刊。中部イングランドの炭鉱村を舞台に、若者の性と苦悩を描く。著者の初期の代表作。
ムスチエ‐サントマリー【Moustiers-Sainte-Marie】
フランス南東部、プロバンス地方、アルプ‐ド‐オート‐プロバンス県の村。17世紀よりファイアンス焼の一種、ムスチエ焼とよばれる陶器の生産が盛ん。切り立った岩山が村の家並みに迫る独特の集落景観で知ら...