ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
あい【藍】
1 タデ科の一年草。高さ50〜80センチ。茎は紅紫色で、葉は長楕円形。秋、穂状に赤い小花をつける。葉・茎から藍染めの染料をとり、京都・大坂・阿波が産地として知られた。果実は漢方で解熱・解毒に使う...
あい‐えん【哀艶】
[形動][文][ナリ]美しさの中に悲しみの感じられるさま。「あわただしき花の名残の—なるかたも」〈藤村・雅言と詩歌〉
あいおいじし【相生獅子】
長唄。7世杵屋喜三郎作曲。作詞者未詳。本名題、風流相生獅子。享保19年(1734)江戸中村座初演。現存する石橋物(しゃっきょうもの)で最古のもの。
あいこく‐ふじんかい【愛国婦人会】
明治34年(1901)、奥村五百子(おくむらいおこ)の創設した婦人団体。戦死者の遺族や傷痍(しょうい)軍人の救護を主な目的とした。昭和17年(1942)大日本婦人会に統合。
愛着
(an) attachment ((to));love彼は故郷の村に強い愛着を持っているHe feels a strong attachment to [for] his native vill...
溢れる
1〔水がいっぱいになってこぼれる〕overflow;〔氾濫する〕flood, be inundatedバケツがあふれているThe bucket is overflowing.ふろおけから水があふ...
在る
1〔存在する〕be, exist;〔生きる〕liveかごの中にりんごがあるThere are some apples in the basket.君は神が本当にあると思うかDo you thin...
言い伝える
1〔代々口で伝える〕hand down (by word of mouth);〔うわさを〕spread, circulate村人たちは二人の悲恋の物語を今日に言い伝えているThe village...
生け捕る
catch ((an animal)) alive;〔捕虜にする〕take ((a person)) prisoner野生の猪が村に迷いこんできたが,生け捕りにされたA wild boar st...
スコール
[共通する意味] ★突然降り始めて、まもなくやんでしまう雨。[英] a shower[使い方]〔俄か雨〕▽にわか雨にあって、すっかり濡れた〔通り雨〕▽通り雨だから、じきにやむでしょう〔夕立〕▽夕...
しゅうう【驟雨】
[共通する意味] ★突然降り始めて、まもなくやんでしまう雨。[英] a shower[使い方]〔俄か雨〕▽にわか雨にあって、すっかり濡れた〔通り雨〕▽通り雨だから、じきにやむでしょう〔夕立〕▽夕...
むらさめ【村雨】
[共通する意味] ★突然降り始めて、まもなくやんでしまう雨。[英] a shower[使い方]〔俄か雨〕▽にわか雨にあって、すっかり濡れた〔通り雨〕▽通り雨だから、じきにやむでしょう〔夕立〕▽夕...
ゆうだち【夕立】
[共通する意味] ★突然降り始めて、まもなくやんでしまう雨。[英] a shower[使い方]〔俄か雨〕▽にわか雨にあって、すっかり濡れた〔通り雨〕▽通り雨だから、じきにやむでしょう〔夕立〕▽夕...
しぐれ【時雨】
[共通する意味] ★突然降り始めて、まもなくやんでしまう雨。[英] a shower[使い方]〔俄か雨〕▽にわか雨にあって、すっかり濡れた〔通り雨〕▽通り雨だから、じきにやむでしょう〔夕立〕▽夕...
さんがきんたい【山河襟帯】
自然の要害の堅固なことのたとえ。山が襟えりのように取り囲み、川が帯のように巡り流れる意から。
ざいざいしょしょ【在在所所】
そこかしこ。あちらこちら。また、至るところ。▽「在在」「所所」はともに、あそこここの村里、あちこちの場所の意。「所所在在しょしょざいざい」ともいう。
せんそんばんらく【千村万落】
たくさんの村落。▽「千」「万」は数の多いことを示す。村落が千も万もある、という意味。
ゆうけんぐんばい【邑犬群吠】
小人しょうじんがこぞって集まり、人のうわさなどを盛んに言い合うことの形容。また、小人が多く賢人を非難するたとえ。村里にすむ犬が群がって吠ほえるという意から。▽「邑」は村里のこと。「群吠」は群がって吠える意。「吠」は「べい」とも読む。
りゅうあんかめい【柳暗花明】
春の野が花や緑に満ちて、美しい景色にあふれること。また、花柳界・遊郭のことを指すこともある。▽「柳暗」は柳が茂って、その陰がほの暗くなること、薄暗い様子。「花明」は花が咲いて明るい色があふれること。春の山水の美しい景色を表現したもの。南宋陸游りくゆうの「山西さんせいの村むらに遊あそぶ」(詩)の「柳暗花明又一村りゅうあんかめいまたいっそん」の句は有名。
あい‐みつ【靉光】
[1907〜1946]洋画家。広島の生まれ。本名、石村日郎。初め靉川光郎と名のり、のち略して靉光。東洋絵画に学んだ独自の内省的シュールレアリスム風の作品を描いた。作「眼のある風景」など。
いちむら‐うざえもん【市村羽左衛門】
歌舞伎俳優。市村座の座元。俳優を兼ねたのは4世から。 (初世)[1605〜1652]本名、村山又三郎。和泉(いずみ)国堺の人。江戸に村山座を創設。 (3世)[1635〜1686]初めて市村宇...
かん‐さざん【菅茶山】
[1748〜1827]江戸後期の儒者。漢詩人。備後(びんご)の人。名は晋帥(ときのり)。通称、太仲。京都で朱子学を学び、帰郷して黄葉夕陽村舎(こうようせきようそんしゃ)を開く。頼山陽の師。著「筆...
せがわ‐きくのじょう【瀬川菊之丞】
歌舞伎俳優。屋号、浜村屋。俳名、路考。 (初世)[1693〜1749]初め京坂、のち江戸でも活躍した女方の名人。初世芳沢あやめとともに女方芸の基礎を築いた。浜村屋路考。 (2世)[1741〜...
みなもと‐の‐もろふさ【源師房】
[1008?〜1077]平安中期の公卿。村上天皇の皇子具平(ともひら)親王の子。源の姓を賜り、臣籍に降下。村上源氏の祖。土御門(つちみかど)右大臣と称された。のち太政大臣となったが、即日死去。詩...