むら【村】
《「群(むら)」と同語源か。また、朝鮮語からとも》 1 農業・林業・漁業などを営む人々が形成するある一定規模の集落。田舎で人家が集まっている所。むらざと。村落。 2 最小の地方公共団体。そん。多...
むら‐あずけ【村預け】
江戸時代、罪人を村役人に預け、一定期間監禁した刑罰。村置き。
むら‐いり【村入り】
他村から移住してきた家、また村内で新しく分家した家などが村の構成員として認められること。また、その手続き儀礼。
むら‐うけ【村請】
1 江戸時代、村役人を通じて村の共同責任で年貢・諸役などを上納させたこと。 2 「村請新田(むらうけしんでん)」の略。
むらうけ‐しんでん【村請新田】
江戸時代、一村で請け負って開発した田。ふつう開発後3〜5年間は免租され、検地や石盛(こくもり)もゆるやかであった。→新田開発
むらおか【村岡】
姓氏の一。 [補説]「村岡」姓の人物村岡典嗣(むらおかつねつぐ)村岡局(むらおかのつぼね)村岡花子(むらおかはなこ)
むら‐おくり【村送り】
1 江戸時代、旅の病人などを村伝いに送り届けたこと。 2 江戸時代、婚姻や養子縁組などにより、他村へ移籍すること。
むら‐おこし【村興し】
村が活性化し、発展するように力を注ぐこと。
むら‐おさ【村長】
一村を治める長。里長(さとおさ)。
むら‐かがみ【村鑑】
江戸時代、各村の田畑高・森林・家数・人口・牛馬数・租税など、村の概況を書いた帳簿。村明細帳。村鑑大概帳。