むらやま‐トラウマ【村山トラウマ】
平成6年(1994)、日本社会党委員長村山富市が連立政権の首相に就任した際、政策協調のため、独断的に同党の政策を転換させたことなどから、求心力を失い、解党への道をたどったこと。 [補説]自由民主...
む‐りょう【無聊】
[名・形動]「ぶりょう(無聊)」に同じ。「その日の—が償われたようにさえ思われた程であった」〈堀辰雄・美しい村〉
めいじしんせんぐみ【明治新選組】
中村彰彦の短編歴史小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和62年(1987)、「小説宝石」誌に掲載された。作品集は平成元年(1989)の刊行。
めいじ‐じょがっこう【明治女学校】
明治18年(1885)木村熊二によって創立された私立の女学校。第2代校長巌本善治のキリスト教精神に基づく自由主義的な教育が行われ、羽仁もと子・相馬黒光・野上弥生子らを輩出した。同41年廃校。
めいじだいひょうしじん【明治代表詩人】
河井酔茗の評論集。昭和12年(1937)刊。島崎藤村、山田美妙、児玉花外など明治期の詩人について論じる。
めいじぶんだんかいこ【明治文壇回顧】
馬場孤蝶の著作。昭和11年(1936)刊。北村透谷、上田敏、夏目漱石、島崎藤村、堺利彦など文壇のさまざまな人々の思い出を語る。
めい‐てつ【明哲】
[名・形動]聡明で物事の道理に通じていること。また、そのさまや、その人。「最も—なる習慣なるべけれ」〈中村訳・西国立志編〉
めいどのひきゃく【冥途の飛脚】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳元年(1711)大坂竹本座初演。大坂の飛脚問屋亀屋の養子忠兵衛は新町の遊女梅川を身請けするため、公金に手をつけ、梅川とともに故郷新口村(にのくちむら)に...
めいろく‐しゃ【明六社】
日本最初の学術団体。明治6年(1873)森有礼(もりありのり)が、福沢諭吉・加藤弘之・中村正直・西周(にしあまね)らと結成。機関誌「明六雑誌」を発行、開化期の啓蒙に指導的役割を果たしたが、明治8...
めた
[副]度を越えてはなはだしいさま。むやみに。やたらに。「今年は、—水に祟る歳だのう」〈藤村・旧主人〉