けん‐ざお【間竿/間棹】
1 検地の際、測量に用いたさお。豊臣氏は6尺3寸、江戸幕府は6尺1分のものを用いた。検地竿。 2 大工が間数(けんすう)を測るのに用いる、目盛りのあるさお。→間 3 ⇒尺杖(しゃくづえ)
ケーン【cane】
1 西洋風の杖(つえ)。ステッキ。 2 竹・サトウキビ・シュロなどの茎。 3 丈の高いイネ科の植物数種の総称。
こ【虎】
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]とら 〈コ〉トラ。「虎穴・虎口/騎虎・白虎(びゃっこ)・猛虎・竜虎」 〈とら〉「虎斑(とらふ)」 [名のり]たけ [難読]虎杖(いたどり)・御虎子(おまる...
こうぼう‐しみず【弘法清水】
弘法大師が諸国を巡ったとき、杖を突き立てた所にわき出たという井戸や泉。また、その説話。弘法水。
こち‐こち
[副] 1 かたい物をたたく音、また、かたい物とかたい物とが触れ合う音を表す語。「細い杖の先で合土(たたき)の上を—叩いて」〈漱石・虞美人草〉 2 時計が時を刻む音を表す語。かちかち。「時計が...
こんごう‐しゅ【金剛手】
密教で、金剛杵(しょ)または金剛杖(じょう)を手に取って大日如来を守護する菩薩。また、その十九執金剛(しゅこんごう)のうち、主尊である金剛手秘密主をいう。金剛薩埵(さった)と同体。持金剛。金剛力士。
こんごう‐じょう【金剛杖】
⇒こんごうづえ(金剛杖)
こんごう‐づえ【金剛杖】
修験者(しゅげんじゃ)や巡礼者の持つ、八角または四角の白木の杖。登山者の用いるものはこれを転用したもの。こんごうじょう。
ご‐けい【五刑】
1 古代中国で行われた五つの刑罰。墨(ぼく)(いれずみ)・劓(ぎ)(はなきり)・剕(ひ)(あしきり)・宮(男子は去勢、女子は幽閉)・大辟(たいへき)(くびきり)をさす。→九刑 2 日本の律で規定...
さいそうろう【採桑老】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で古楽の中曲。舞は一人舞で、老翁の面をつけ、鳩杖(はとづえ)をついて、歩行も耐えがたい姿で舞う。さいしょうろう。