たいにち‐こうわじょうやく【対日講和条約】
1 ⇒サンフランシスコ講和条約 2 サンフランシスコ講和条約に調印しなかった国との平和条約。中国国民政府・インド・ビルマなどと個別に結んだ。
たいにち‐りじかい【対日理事会】
太平洋戦争後の日本を管理するための、連合国軍最高司令官の諮問機関。1945年12月に東京に設置され、米・英・ソ・中の四国代表で構成。52年4月、サンフランシスコ講和条約発効により消滅。
たいひ‐きかい【待避機会】
紛争から逃れてきた人々に対し、難民条約上の難民には該当しないものの、人道上の配慮が必要と認められる場合に、特別に在留を認める制度。紛争待避機会。
たいへいようあんぜんほしょう‐じょうやく【太平洋安全保障条約】
1951年、対日講和条約の成立とともに、アメリカ・ニュージーランド・オーストラリア3国間で締結された相互安全保障条約。ANZUS(アンザス)(Australia, New Zealand and...
たいりく‐だな【大陸棚】
1 地理学上、大陸周辺にある、深海に向かう傾斜が大きくなる部分までの海底。おおむね水深約200メートルまでの領域。陸棚。 2 国連海洋法条約で認められた、各国が海底資源を優先的に利用できる海底。...
たいりくだな‐じょうやく【大陸棚条約】
《「大陸棚に関する条約」の略称》1958年の第1次国連海洋法会議で採択されたジュネーブ海洋法4条約の一つ。沿岸国の主権的権利、上部水域やその上空の法的地位、大陸棚の探査や天然資源の開発の方法、境...
タック【TAC】
《total allowable catch》一定の海域における特定の水産資源の量を減少させないための、漁獲量の上限。国連海洋法条約により、沿岸国はTACを定め、自国漁船がこれを満たさない場合は...
タック‐ほう【TAC法】
《「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律」の通称。TACはtotal allowable catch(漁獲可能量)の略》クロマグロ・サンマ・スケトウダラなど国民生活に重要あるいは資源管理が必要...
たでわら‐しつげん【タデ原湿原】
大分県玖珠(くす)郡九重(ここのえ)町にある湿原。九重(くじゅう)火山群の北側(標高1000メートル付近)に位置し、火山地形の扇状地に形成。平成17年(2005)、坊ガツルとともにラムサール条約...
たんぽ‐きん【担保金】
1 担保として提供される金銭。 2 国連海洋法条約等の規定に基づく担保金制度で、法律に違反した者が早期釈放の条件として沿岸国に提供する金銭。