たちばな‐ほくし【立花北枝】
[?〜1718]江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人。加賀の人。別号、鳥翠台・寿夭軒。通称、研屋(とぎや)源四郎。「奥の細道」行脚の途次の芭蕉に入門。編著「山中問答」「卯辰(うたつ)集」など。
たん‐し【短枝】
節と節の間が年々わずかしか伸びない枝。イチョウ・カラマツなどにみられる。
ち‐え【千枝】
たくさんに枝分かれした枝。ちえだ。「和泉なるしのだの森の葛の葉の—にわかれてものをこそ思へ」〈古今六帖・二〉
ちく‐し【竹枝】
1 竹のえだ。 2 楽府(がふ)の一体。その土地の風俗などを民謡ふうに詠じたもの。唐の劉禹錫(りゅううしゃく)が、朗州(湖南省)に左遷されたときに、その地の歌にひかれて作った「竹枝詞」に始まる。
ちこつ‐かし【恥骨下枝】
恥骨体から外側下方にのびて坐骨枝(ざこつし)に続く部分。
ちこつ‐じょうし【恥骨上枝】
恥骨体から外側上方にのびて寛骨臼の前下部を含む部分。
ちょう‐し【長枝】
節間が長く伸び、葉も比較的まばらにつく枝。普通に見る枝。
つくり‐えだ【作り枝】
1 金銀などを草木の枝に似せて作ったもの。贈り物・献上物などをつけるのに用いた。「梅の—に雉(きじ)を付けて奉るとて」〈伊勢・九八〉 2 手を加えていろいろの形に作った枝。「松の作り木、—」〈浄...
つま‐ようじ【爪楊枝】
歯にはさまった物を取ったり、食物を刺したりするための小さい楊枝。こようじ。
連(つら)なる枝(えだ)
《「連枝(れんし)」を訓読みにしたもの》本(もと)を同じくするところから、兄弟のこと。特に、貴人の兄弟をいう。「兄とは知らで贈りしも、—の誠をあらはし」〈読・弓張月・残〉