ほふく‐し【匍匐枝】
⇒匍匐茎
まつ‐が‐え【松が枝】
松の木の枝。「—の地(つち)に着くまで降る雪を見ずてや妹(いも)が隠(こも)り居るらむ」〈万・四四三九〉
みず‐え【瑞枝】
みずみずしい若い枝。「柳の—」「滝の上の三船の山に—さししじに生ひたるとがの木のいや継ぎ継ぎに」〈万・九〇七〉
もく‐れいし【木茘枝】
ニシキギ科の常緑低木。暖地の海岸近くに生える。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。3月ごろ、緑白色の小花を多数つける。実は熟すと果皮が裂けて赤い種子が現れる。
もも‐え【百枝】
たくさんの枝。「いかといかとある我がやどに—さし生(お)ふる橘(たちばな)」〈万・一五〇七〉
やく‐えだ【役枝】
生け花の花型で主要な役割をする枝。立花の七つ道具や生花の天地人の枝など。
よ【枝】
えだ。一説に、花びらとも。「この花の一—の内に百種(ももくさ)の言(こと)そ隠(こも)れるおほろかにすな」〈万・一四五六〉
よう‐じ【楊枝/楊子】
《もと楊柳の材を用いたところから》 1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするのに用いる、先をとがらせた細く短い木の棒。つま楊枝。小楊枝。 2 歯のあかをとり、きれいにするため...
らくよう‐らくし【落葉落枝】
⇒リター
れい‐し【茘枝】
1 ムクロジ科の常緑小高木。葉は羽状複葉。枝先に、花びらのない黄色の小花を円錐状につける。果実は直径3センチほどの卵球形で、うろこ状の赤い皮に覆われる。果肉は白いゼリー状で芳香があり、生食する。...