つか‐ぐち【柄口】
刀の中子(なかご)の入る柄の口もと。
つか‐なが【柄長】
柄の長い刀剣。また、刀剣の柄を前へ長く出して腰にさすこと。
つか‐ぶくろ【柄袋】
刀剣の柄を覆う袋。多く鐔(つば)までかけ、雨・雪の日や旅行のときなどに用いた。
つか‐まえ【柄前】
刀の柄。また、そのつくり。
つか‐まき【柄巻】
刀剣の柄を組糸や革などで巻くこと。また、それを業とする人。
つく【銑/釻/柄】
1 弓の弭(はず)の異称。また、そこにはめる金具。 2 鉄棒・十手などにつける折れ釘。 3 荷棒の両端に作った綱をとめるもの。 4 (柄)櫂(かい)・櫓(ろ)や手棹(てざお)などの、手をかける部...
つく‐ゆみ【銑弓】
銑(つく)をつけた弓。
ひさく【柄杓/杓】
《「ひさご(瓠)」の音変化》「ひしゃく(柄杓)」に同じ。「同じ—して、白き御かゆ一をけ」〈宇津保・蔵開上〉
ひさく‐がた【柄杓形】
1 ひしゃくのような形。また、そのもの。 2 塔の九輪(くりん)などの上に置く火炎のついた宝珠。「吉野の郡の現光寺の塔の—には」〈今昔・一一・五〉
ひさご【瓠/匏/瓢】
《古くは「ひさこ」とも》 1 ユウガオ・ヒョウタンなどの総称。また、その果実。なりひさご。《季 秋》 2 ヒョウタンの果実を、内部の果肉を取り去って中空にし、乾燥させて容器としたもの。水・酒・穀...