株(かぶ)を守(まも)・る
「株(くいぜ)を守る」に同じ。
くい【杭/杙/株】
1 (杭・杙)地中に打ち込んで支柱や目印にする棒。 2 切り株。くいぜ。「(大象ガ)足に大きなる—を踏み貫きたり」〈今昔・五・二七〉
くいぜ【株/杭/杙】
《古くは「くいせ」とも》木の切り株。また、くい。
株(くいぜ)を守(まも)・る
《切り株にぶつかって死んだうさぎを手にいれた農夫が、その後は働くことをやめ、またうさぎを得ようと切り株を見張って暮らしたという「韓非子」五蠹の故事から》昔通りの習慣にこだわって、融通のきかないこ...
株(くい)を守(まも)・る
「株(くいぜ)を守る」に同じ。
しゅ【株】
[名]切り倒した木などの、あとに残った根元。かぶ。きりかぶ。 [接尾]助数詞。立ち木の数を数えるのに用いる。「老梅一—」
しゅ【株】
[音]シュ(漢) [訓]かぶ くいぜ [学習漢字]6年 〈シュ〉 1 木の切りかぶ。くいぜ。「守株」 2 根のついた草や木。「雌雄異株」 〈かぶ〉「株価・株主/親株・子株・新株・根株・古株」...
しゅ‐しゅ【守株/株守】
[名](スル)いたずらに古い習慣を守って、時に応じた物事の処理ができないこと。兎(うさぎ)が走って来て木の切り株に当たって死んだのを見た宋の農民が、仕事を投げ捨てて毎日切り株を見張ったものの、つ...
株(しゅ)を削(けず)り根(ね)を掘(ほ)る
《「戦国策」秦策から》災いの原因などを、残すところなくすべて取り除く。