いも‐あらい【芋洗い】
１ 芋を洗うこと。芋を入れた桶に水を注ぎ、棒でかき回すなどして芋に付いた泥を落とすこと。 ２ 《1の桶の中のように》たいへん混雑していることのたとえ。
芋(いも)を洗(あら)うよう
《里芋を桶(おけ)などに入れて棒でかきまぜて洗うようすから》狭い所で多数の人が込み合うようすのたとえ。芋の子を洗うよう。
う・ける【受ける／請ける／享ける／承ける】
［動カ下一］［文］う・く［カ下二］ １ 自分の方に向かってくるものを、支え止めたり、取って収めたりする。受け止める。受け取る。「ミットでボールを—・ける」「雨水を桶(おけ)に—・ける」 ２ 差し...
うち‐がま【内釜】
１ 炊飯器で、といだ米を入れる内側の容器。 ２ 釜が風呂桶(ふろおけ)の内部に取り付けられていること。現在では、釜の部分が浴室内にある構造をいう。⇔外釜。
うち‐せん【内鑯】
刃のついた面が外側に湾曲している鉋(かんな)。桶板(おけいた)の内側や屋根のこけら板などを削るのに用いる。⇔外鑯(そとせん)。
うつ‐む・ける【俯ける】
［動カ下一］［文］うつむ・く［カ下二］ １ 顔を下へ向ける。うつむくようにする。「顔を—・けて立つ」⇔仰向(あおむ)ける。 ２ 器物の口などを下の方へ向ける。「桶(おけ)を—・ける」⇔仰向ける。...
うま‐ぶね【馬槽】
１ 馬の飼料を入れる桶(おけ)。飼い葉桶。まぐさ入れ。 ２ 飼い葉桶のような形の大きな桶。「熱き湯出で走るを…—にたたへて」〈仮・東海道名所記・二〉
えな‐おけ【胞衣桶】
昔、胞衣を納めて土中に埋めるのに用いた薄板の桶。外側に鶴・亀・松・竹などのめでたい絵を描いた。押し桶。
えな‐おさめ【胞衣納め】
産後5日または7日目に、胞衣を桶(おけ)や壺(つぼ)に納め、吉日を待って恵方(えほう)に埋めること。また、その儀式。
おい‐ば・む【老いばむ】
［動マ四］年寄りじみる。「—・みたる者こそ火桶(ひをけ)の端に足をさへもたげて」〈枕・二八〉
