ぜん‐せん【前線】
1 戦場で敵に直接向かい合っている所。戦闘の第一線。「—で戦う」「—に送られる」「最—」 2 仕事や運動などの第一線。「セールスの—に立つ」 3 異なった気団の境界面と地表との交線。これを境にし...
たいへいようがわ‐きこう【太平洋側気候】
日本列島の太平洋側に特徴的な気候。冬は晴天が多く乾燥して、夏は湿潤で暑く、梅雨や台風による降水も多い。太平洋岸式気候。→日本海側気候
たち‐あおい【立葵】
アオイ科の越年草。高さ約2メートル。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。花茎は長く、梅雨のころに、紅・白・紫色などの大きな花を下から上へ順に開く。観賞用。はなあおい。つゆあおい。からあおい。あおい。...
だんこうき‐よほう【暖候期予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。6〜8月の平均気温・合計降水量・梅雨時期(6〜7月、沖縄・奄美は5〜6月)の合計降水量など、その年の夏の天候の大まかな傾向を予報するもので、毎年2月25日頃に、三...
だんしつ‐りゅう【暖湿流】
暖かい湿った空気の流れ。日本では梅雨前線の時期や、台風または低気圧の通過に伴って南側から大気下層に暖湿流が流れ込み、豪雨の原因となる。しばしば舌状の形で進入するため、湿舌とも呼ばれる。湿暖流。暖...
ついり‐ばれ【入梅晴(れ)】
「梅雨晴(つゆば)れ」に同じ。
つゆ‐あけ【梅雨明け/出梅】
[名](スル)梅雨が終わること。また、その日。気象学的には7月中旬ころ、陰暦では夏至(げし)のあとの庚(かのえ)の日とされる。しゅつばい。《季 夏》⇔梅雨入り。
つゆ‐いり【梅雨入り/入梅】
[名](スル)梅雨に入ること。また、その日。気象学的には5月下旬から6月上旬ころ、陰暦では芒種(ほうしゅ)のあとの壬(みずのえ)の日とされる。梅雨の入り。ついり。にゅうばい。⇔梅雨明け。
つゆ‐がた【梅雨型】
1 梅雨に現れる気圧配置の型。日本付近に東西に長くのびた梅雨前線が形成されて停滞する。 2 梅雨に似た雨の降り方。
つゆ‐ざむ【梅雨寒】
梅雨時に訪れる季節はずれの寒さ。《季 夏》「うとましや声高妻も—も/万太郎」