こ【戸】
[音]コ(漢) [訓]と へ [学習漢字]2年 〈コ〉 1 と。とびら。「戸外/門戸」 2 家。「戸主・戸数・戸籍・戸別訪問」 3 酒を飲む量。「下戸(げこ)・上戸(じょうご)」 〈と(ど)...
こう‐いた【甲板】
1 机・棚などの上面の板。 2 神社建築などで、鰹木(かつおぎ)を支えるために、棟に沿って渡してある長い厚板。
こう‐かく【高閣】
1 高くてりっぱな建物。「—層楼」 2 高い所に設けた棚。
高閣(こうかく)に束(つか)・ねる
《「晋書」庾翼伝から》書物などを高い棚の上に束ねてのせたままほうっておく。「久しく—・ねた書物を眺めやって」〈荷風・濹東綺譚〉
こうじん‐だな【荒神棚】
荒神を祭る棚。多く台所のかまどの上などに設ける。
こうせつ‐さいばい【高設栽培】
地面より高い位置に棚を組み、イチゴなどの作物を栽培する方法。土の代わりにピートモスやもみ殻などの人工的培養土を使用する。土壌病害の心配が少なく、栽培作業の負担が軽減されるなどの利点がある。
こうらい‐じょく【高麗卓】
茶の湯で用いる棚物の一。書院の床の中央に置き、香炉・香合・花瓶などを置いて飾る。高麗台子(だいす)を半分にしたもので、高さ1尺5寸(約45.5センチ)、棚は1尺2寸(約36.4センチ)四方。
こうらい‐だいす【高麗台子】
茶の湯で用いる棚物の一。4本柱の黒塗りのもの。高さ1尺5寸(約45.5センチ)、長さ2尺4寸(約72.7センチ)、幅1尺2寸(約36.4センチ)。
こぎ‐かく・る【漕ぎ隠る】
[動ラ四]漕ぎ進む舟が物陰に入って見えなくなる。「四極山(しはつやま)うち越え見れば笠縫(かさぬひ)の島—・る棚なし小舟」〈万・二七二〉
こぎ‐た・む【漕ぎ回む】
[動マ上二]舟を漕いでまわる。「いづくにか舟泊(は)てすらむ安礼(あれ)の崎—・み行きし棚なし小舟」〈万・五八〉