かみ‐かくし【神隠し】
《「かみがくし」とも》 1 子供・娘などが、突然行方不明になること。山の神や天狗(てんぐ)などの仕業と信じられていた。「—にあう」 2 服喪中、神棚を白紙で隠すこと。
かみ‐だな【神棚】
家の内で、神を祭るためにこしらえてある棚。神符・神札などを奉安する。
神(かみ)の正面(しょうめん)仏(ほとけ)のま尻(しり)
神棚は正面の高い所に、仏壇は陰に設けよということ。
かみ‐の‐まつ【神の松】
正月に神棚に飾る松。「榧(かや)、かち栗、—、山草の売り声もせはしく」〈浮・諸国ばなし・一〉 [補説]一説に、三宝荒神に供えるため、かまどの上に飾る松ともいう。
かむり‐だな【冠棚】
《「かんむりだな」とも》 1 冠をのせる棚。 2 書院や床の間などのわきに設ける化粧棚の一種。
からす‐だな【烏棚】
床の間・書院などのわきに設ける、上下二組みの違い棚のある棚。
かわ‐やしろ【川社】
昔、6月の大祓(おおはらえ)などに、川のほとりにつくった仮屋。榊(さかき)・篠竹(しのだけ)・神饌(しんせん)を置く棚を設け、神楽を奏して神を祭る。《季 夏》
かん‐か【函架】
書物をしまう箱や棚。「—目録」
カンプン‐ナガ【Kampung Naga】
インドネシア、ジャワ島西部の村。バンドンの南東約90キロメートルに位置する。山間に棚田がつくられ、スンダ人の伝統的な家屋が立ち並び、独特な集落景観で知られる。
がき‐だな【餓鬼棚】
盂蘭盆に、無縁仏を供養するために設ける棚。祖霊を迎える盆棚とは別に作られる。無縁棚。