しょう‐ろう【娼楼】
女郎屋。青楼。妓楼(ぎろう)。
しょう‐ろう【檣楼】
艦船のマストの上部にある、物見の台。
しょう‐ろう【鐘楼】
寺院の境内にある、梵鐘(ぼんしょう)をつるす建造物。かねつき堂。しゅろう。
しんき‐ろう【蜃気楼】
《蜃(大ハマグリ)が気を吐いて楼閣を描くと考えられたところから》大気の下層に温度などの密度差があるとき、光の異常屈折により、地上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたり、遠くの物体が近くに...
しんきろう【蜃気楼】
芥川竜之介の短編小説。副題「或は『続海のほとり』」。昭和2年(1927)3月、雑誌「婦人公論」に発表。鵠沼海岸を舞台とする私小説的な作品。副題にある「海のほとり」は大正14年(1925)発表の作品。
じょうい‐しんきろう【上位蜃気楼】
実在の物体や風景の上方に発生する蜃気楼。水温の低い水面によって、地表近くの大気が冷やされ、密度が高くなることによって生じる。→下位蜃気楼
ジョット‐の‐しょうろう【ジョットの鐘楼】
《Campanile di Giotto》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェ、サンタマリア‐デル‐フィオーレ大聖堂の隣にあるゴシック様式の鐘楼。高さ約85メートル。1334年にジョット...
すい‐ろう【水楼】
湖水や河川に臨んで立つ楼閣。
すい‐ろう【翠楼】
1 緑色に塗った高い建物。 2 《昔の中国で、緑色に塗ることが多かったところから》妓楼。遊女屋。青楼。
せいか‐ろう【栖霞楼】
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)正殿の東にあった楼。西の霽景(せいけい)楼に対する。東楼。