しょ‐たん【所短】
劣っている所。短所。⇔所長。「片眼以て其—を見せしめなば」〈福沢・文明論之概略〉
しょ‐ちょう【所長】
1 研究所・出張所など、所とよばれる施設の長。 2 長じている点。長所。⇔所短。「互に其—を採らずして却て其所短を学ぶ者多し」〈福沢・文明論之概略〉
しょ‐はつ【初発】
1 初めて発すること。物事の起こりはじめ。しょほつ。「真に其—の出所を詳にす可らず」〈福沢・文明論之概略〉 2 電車などの、始発。
シラバス【syllabus】
講義の摘要。講義要目。学年あるいは学期中の授業・講義の計画や内容の概略を各時限ごとに記したもの。
しん‐き【心機】
心の働き。心の動き。気持ち。「夫婦親子の間と雖も互に其—の変を測る可らず」〈福沢・文明論之概略〉
しん‐ぞう【真像】
1 実際の姿。「影を捕えて物の—を写す可し」〈福沢・文明論之概略〉 2 本当の姿。真実。「一斑の皮相のみを写して其の—を写すを得ず」〈逍遥・小説神髄〉
じょう‐しょ【常所】
いつも住んでいる所。「居に—なく食に常品なし」〈福沢・文明論之概略〉
じん‐さい【人才】
「人材」に同じ。「専ら—を得んとして」〈福沢・文明論之概略〉
じん‐しょ【甚暑】
はなはだしい暑さ。酷暑。「善悪を—甚寒の両極と為して」〈福沢・文明論之概略〉
すい‐り【水理】
1 地下水の通じる道筋。水脈。「—を治めて旱魃(かんばつ)に備え」〈福沢・文明論之概略〉 2 船の通る水路。「官軍—に熟せざれば」〈染崎延房・近世紀聞〉