セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】
《原題、(フランス)Le Barbier de Séville》ボーマルシェの戯曲。4幕。1775年初演。アルマビバ伯爵の恋の成就のため、伯爵の昔の従僕で今は理髪師のフィガロが、機知に富んだ活...
ち【知】
[音]チ(呉)(漢) [訓]しる [学習漢字]2年 1 物事の本質をしる。対象を心に感じ取る。「知覚・知識・知命/感知・察知・周知・熟知・承知・認知・未知・予知」 2 しらせる。「下知(げじ・げ...
ティル‐オイレンシュピーゲル【Till Eulenspiegel】
16世紀初期にドイツで出版された民衆本の主人公。14世紀に実在した遍歴職人をモデルにしたと言われ、機知に富んだいたずらであらゆる階層の人々を手玉にとり、読者の人気を集めた。
とん‐ち【頓知/頓智】
その場に応じて即座に出る知恵。機知。「—を働かす」
なるとちゅうじょうものがたり【鳴門中将物語】
鎌倉時代の物語。1巻。作者未詳。文永9年(1272)以後の成立。後嵯峨天皇に見そめられたある少将の妻が、その機知によって天皇の寵愛(ちょうあい)を受ける。夫は中将に昇進し、鳴門は良い海布(め)の...
はい‐ぶん【俳文】
俳諧的な感覚で書かれた詩的散文。俗語・雅語・故事の使用など修辞上に特色があり、簡潔・機知的な表現で含蓄に富む。文に句を配したものも多い。松尾芭蕉の「奥の細道」、横井也有(よこいやゆう)の「鶉衣(...
ファンタジスタ【(イタリア)fantasista】
1 機知に富んだ台詞(せりふ)と即興芸の得意な役者や大道芸人。 2 ずば抜けた技術を持ち、創造性に富んだ、意想外のプレーを見せる天才的なサッカー選手をいう。
フィガロのけっこん【フィガロの結婚】
《原題、(フランス)Le Mariage de Figaro》ボーマルシェの戯曲。5幕。1784年初演。アルマビバ伯爵の従僕フィガロが、好色な伯爵を機知によってやりこめる散文喜劇。「セビリアの...
ベニスのしょうにん【ベニスの商人】
《原題The Merchant of Venice》シェークスピアの喜劇。5幕。1596年ごろの作。ユダヤ人の高利貸しシャイロックからの借金を返済できないベニスの商人アントニオが、ポーシアの機知...
むしん‐たい【無心体】
和歌・連歌で、機知を主とした、こっけい・卑俗な風体。むしんてい。⇔有心体(うしんたい)。