こう‐ろ【黄櫨】
1 ハゼノキの別名。 2 「黄櫨染(こうろぜん)」の略。
ときわ‐はぜ【常磐黄櫨】
サギゴケ科の一・二年草。道端に生え、地をはう枝は出さない。高さ約10センチ。葉は倒卵形。春から秋、淡い紅紫色の花を開く。
なつ‐はぜ【夏黄櫨】
ツツジ科の落葉低木。山地に自生。葉は楕円形で粗い毛がある。初夏、黄赤色の釣鐘状の小花をつけ、実は黒褐色に熟し、食べられる。
ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】
トウダイグサ科の落葉高木。菱形の葉は長い柄で互生し、秋に紅葉する。春から夏、黄色の穂状の花が咲き、穂の上部が雄花、基部が雌花。実は黒褐色に熟し、種子から蝋(ろう)をとる。中国の原産で、九州の一部...
はじ【黄櫨/櫨】
1 ハゼノキの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。表は赤、裏は黄。一説に、表は黄、裏は萌葱(もえぎ)。 3 「黄櫨色」の略。
はじ‐の‐き【黄櫨】
⇒はぜのき
はぜ【黄櫨/櫨】
ハゼノキの別名。《季 実=秋 花=夏》「—の実のしづかに枯れてをりにけり/草城」
はぜ‐の‐き【黄櫨/櫨】
ウルシ科の落葉高木。関東以西の暖地に自生。葉は4〜6対の小葉からなる羽状複葉で、秋に紅葉する。雌雄異株。5、6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状に集まって咲く。果実は楕円形で白く、果皮から蝋(ろう)を...
はにし【黄櫨】
ハゼノキの古名。〈和名抄〉
やま‐はぜ【山黄櫨】
ウルシ科の落葉小高木。関東以西の山地に自生。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。秋に紅葉する。雌雄異株。初夏、黄緑色の小花が円錐状につき、実は黄褐色。はにし。