かち【徒/徒歩/歩/歩行】
1 乗り物を使わないで歩くこと。徒歩(とほ)。「—で山へ登りました」〈二葉亭訳・片恋〉 2 (「徒士」とも書く) ㋐江戸時代、武士の身分の一。騎乗を許されない下級の武士。おかち。 ㋑「徒侍(かち...
かっ‐ぽ【闊歩】
[名](スル) 1 大またで堂々と歩くこと。「大道を—する」 2 いばって思うままに行動すること。「政界をわが物顔に—する」
かん‐ぽ【完歩】
[名](スル)競歩や歩行大会などで、最後まで歩き通すこと。
かん‐ぽ【緩歩/寛歩】
[名](スル)ゆっくり歩くこと。「公園の森を裕々と—する二人連」〈魯庵・社会百面相〉
かん‐ぽ【閑歩】
[名](スル)ぶらぶら歩くこと。「時に野外に—して」〈中村訳・西国立志編〉
きゅう‐ほ【急歩】
急いで歩くこと。また、その歩き方。急ぎ足。
きょう‐ほ【競歩】
陸上競技の種目の一。左右どちらかの足が常に地面に接しているようにして、一定距離の歩行の速さを競う。オリンピックや世界選手権では、男女ともに20kmと35kmが競技種目として実施されている。ウオー...
きょ‐ほ【巨歩】
1 大またで勢いよく歩くこと。 2 すぐれた業績や手柄。「医学史に—をしるす」
きり‐せぶ【切り畝歩】
江戸時代、検地帳に一区画として登録されている田畑を分割して、その一部を質入れすること。
きんれん‐ぽ【金蓮歩】
《南斉の東昏(とうこん)侯が潘妃(はんき)のために、地上に金製の蓮華をまき、その上を歩かせたという「南史」斉本紀の故事から》美人のあでやかな歩み。蓮歩。