かな‐こき【金扱き】
歯が鉄製の稲こき。
かね【鉄漿】
お歯黒に用いる液。茶の汁や酢、酒に鉄片を浸して酸化させたもの。おはぐろ。
かね‐おや【鉄漿親】
「御歯黒親(おはぐろおや)」に同じ。
かね‐ぐろ【鉄漿黒】
お歯黒で、歯を黒く染めていること。「—に眉細くつくりて」〈義経記・二〉
かね‐ぞめ【鉄漿染(め)】
1 歯を鉄漿で黒く染めること。お歯黒染め。 2 鉄漿を加えて、紺色などに染めること。
かね‐つけ【鉄漿付け】
1 お歯黒をつけること。特に、初めてつけることをいい、女子が成年になった儀式の一つとされ、知人など7か所からお歯黒をもらってくる風習があった。→御歯黒(おはぐろ) 2 江戸時代、遊里で遊女が一人...
かね‐はき【鉄漿吐き】
お歯黒で歯を染めるとき、口の中にたまった汁を吐き出すための容器。
かね‐はじめ【鉄漿始め】
平安時代以降、初めてお歯黒をつけるときの儀式。女は9歳、男は元服ののちに行われ、江戸時代では、女子だけが13歳または17、8歳ごろに行った。
カピバラ【capybara】
齧歯(げっし)目カピバラ科の哺乳類。齧歯類では最大で、体長75〜130センチ、尾はほとんどない。前足に4指、後足に3指あり、後指に水かきをもつ。南アメリカの湿地近くの森林にすむ。
かま・す【噛ます/咬ます/嚼ます】
[動サ五(四)] 1 歯の間に押し込んで、かむようにさせる。「猿ぐつわを—・す」 2 物と物との間にきっちりと差し込む。「楔(くさび)を—・す」 3 相手がひるむように衝撃を与える動作・言葉を加...