こ‐うえ【故上】
死去した、貴族の婦人。「装束などは、乳母(めのと)、また—の御人どもなどしてせさす」〈枕・三一五〉
こう‐えん【溘焉】
[ト・タル][文][形動タリ]にわかなさま。多く、人の死去のさまにいう。「—として逝く」「—たる死」
こう‐きょ【薨去】
[名](スル)皇族または三位(さんみ)以上の貴人の死去すること。薨逝(こうせい)。「少林(わかばやし)城において御—なされ候」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
こう‐ぎょ【薨御】
[名](スル)親王・女院・摂政・関白・大臣の死去すること。
こく‐そう【国葬】
国家に功労のあった人の死去に際し、国家の儀式として国費で行う葬儀。
サントメ‐せいどう【サントメ聖堂】
《San Thome Basilica》インド南部、タミルナドゥ州の都市チェンナイにあるローマカトリックの教会。16世紀にポルトガル人により建造。キリスト十二使徒の一人、聖トマスが布教に訪れて死...
しいか【詩歌】
日本の短歌雑誌。明治44年(1911)4月、前田夕暮の主宰により創刊。同人には尾山秋人、富田砕花、室生犀星、萩原朔太郎、川上小夜子らがいる。夕暮没後、息子の前田透が復刊・主宰。昭和59年(198...
しいんしゅう【柹蔭集】
島木赤彦の第5歌集。大正15年(1926)7月刊。同年3月に死去した著者の遺作。
し‐ぼう【死亡】
[名](スル)人が死ぬこと。死去。「事故で—する」「—届け」
し‐もん【死門】
《この世からあの世へ入る関門の意から》死。死去。「—に及ぶ」「—に臨む」