だいいっきゅう‐さつじん【第一級殺人】
米国の州法やカナダの刑法に規定されている殺人罪の類型の一つ。あらかじめ周到に計画された殺人や、強盗・放火・強姦・誘拐などの重罪を犯す過程で意図的に殺害した場合などがこれにあたる。第一級謀殺。
だいいっきゅう‐ぼうさつ【第一級謀殺】
⇒第一級殺人
ダイイング‐メッセージ
《(和)dying+message》推理小説などで、殺人事件の被害者が死ぬ直前に書き残したメッセージ。多く、犯人を知る手がかりとなる。
だいにきゅう‐さつじん【第二級殺人】
米国の州法やカナダの刑法に規定されている殺人罪の類型の一つ。殺意をもって故意に人を殺害したが、計画的ではない殺人。第一級殺人以外の故意による殺人。第二級謀殺。
だいにきゅう‐ぼうさつ【第二級謀殺】
⇒第二級殺人
だつ‐り【脱離】
[名](スル)抜け出ること。また、抜けて離れること。離脱。「永久にこの止み難き苦痛を—する能わざる可し」〈芥川・開化の殺人〉
つうしんぼうじゅ‐ほう【通信傍受法】
《「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」の略称》組織的な殺人、銃器や薬物の取引などの捜査において、捜査機関が犯人間など犯罪にかかわる通信の傍受を必要とする場合の要件、手続きなどを定める。平成1...
テス
《原題Tess of the d'Urbervilles》ハーディの長編小説。1891年刊。富豪の息子や理想主義の青年に翻弄(ほんろう)され、ついに殺人を犯して処刑される貧農の娘テスの悲劇を描く。
てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫みしか」〈芥川・開化の殺人〉
てんじょうのあお【天上の青】
曽野綾子の長編小説。昭和63年(1988)から平成2年(1990)にかけて「毎日新聞」に連載。単行本は平成2年(1990)刊行。昭和46年(1971)に群馬で起こった連続婦女暴行殺人事件をモチー...