アンテア【Antea】
パルミジャニーノの絵画。カンバスに油彩。縦136センチ、横86センチ。テンの毛皮を右肩に掛けた若い女性の肖像画。ナポリ、カポディモンテ美術館所蔵。
アーミュア【armure】
《よろい具足の意。織物の組織や模様がよろいの鎖帷子(くさりかたびら)に似ていることから》梳毛(そもう)織物の一種。横うねあるいは綾地にジャカード機で模様を浮き出させた織物のこと。→ジャカード
アーミン【ermine】
ヨーロッパ産のオコジョのこと。また、その白い冬毛の毛皮。エルミン。
アールスト【Aalst】
ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名アロスト。ブリュッセルの北西約25キロメートル、デンダル川沿いに位置する。毛織物工業で発展。花卉(かき)などの農産物の集散地であり、ビール醸造業...
い【蝟】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) 1 獣の名。ハリネズミ。「蝟毛」 2 ハリネズミの毛のように群がり集まる。「蝟集」
い【韋】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) 毛を取り去って柔らかくした動物の皮。なめしがわ。「韋編」
イアソン【Iāsōn】
ギリシャ神話の英雄。金毛の羊の皮を求めて黒海東端の蛮地コルキスに遠征し、アルゴ船探検隊を指揮。自分を助けてくれたコルキス王の娘メデイアを連れ帰り、妻とした。
いい‐くろ・める【言い黒める】
[動マ下一][文]いひくろ・む[マ下二]《「黒める」は、だます意》「言い包(くる)める」に同じ。「結局どう—・めるかと、黙止していたが」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
いい‐たて【言(い)立て】
《「いいだて」とも》 1 取り立てて言うこと。強く主張すること。「先方の—を聞く」 2 言い逃れの言葉。口実。「お勢は気分悪いのを—にして英語の稽古にも往かず」〈二葉亭・浮雲〉 3 宣伝的な事柄...
いえ‐ざくら【家桜】
人家の庭に植えてある桜。《季 春》「花はよも毛虫にならじ—/嵐雪」