まぐ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぐ・る[ラ下二]道に迷う。「山なんぞは越さねえで爰(ここ)まで—・れてきたのだあ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
まさつ‐でんき【摩擦電気】
異なる二つの物質を摩擦すると生じる正・負の電気。エボナイトと毛皮とを摩擦したときに、エボナイトには負の、毛皮には正の電気を生じるなど。
まし‐き【磨糸機】
紡績の工程で、糸を摩擦して太さのむらをなくしたり、毛羽を取ってつやを出したりするのに用いる機械。
まじ‐くら
[副]「まじくじ」に同じ。「うちふしたれども、—と寝入りもやらず」〈滑・続膝栗毛・一二〉
まじり‐げ【混じり毛/雑じり毛】
さまざまの色の毛のまじること。また、その毛。
マスクラット【muskrat】
ネズミ科の哺乳類。体長25〜35センチ、尾長18〜28センチ。体は暗褐色で、後ろ足に水かきをもち、肛門近くに麝香(じゃこう)臭を放つ腺(せん)がある。岸辺にすみ、巣穴の出入り口は水中に作る。北ア...
マスタートン【Masterton】
ニュージーランド北島南部の都市。ワイララパ川中流域の中心地。牧羊、酪農が盛ん。ワイン産地としても有名。毎年3月に羊の毛刈りコンテストが行われる。
マスチフ【mastiff】
犬の一品種。チベットの原産で、英国で改良。大形で体はたくましく、耳は垂れる。毛は短く、淡黄褐色や虎毛で、鼻先などが黒い。古くから護身犬・猟犬や闘犬に用いられる。
マストドン【mastodon】
1 長鼻目の化石象の一。新生代後半に世界各地に広く生息し、中新世中期から鮮新世にかけて繁栄した。体高1.8〜3メートル。体には褐色の毛が生え、上あご・下あごとも牙(きば)がある。 2 (Mast...
まっくら‐さんぼう【真っ暗三宝】
[副]めちゃくちゃに。「—狼狽(うろたへ)て」〈滑・続膝栗毛・一〇〉