やつむね‐づくり【八棟造(り)】
1 神社建築の一様式。本殿と拝殿とをつなぐ部分を石の間とし、その屋根が本殿・拝殿の屋根から作りつけられて両下(まや)であるもの。上から見ると屋根の棟木がエの字形をしている。のちの権現(ごんげん)...
やなぎた‐くにお【柳田国男】
[1875〜1962]民俗学者。兵庫の生まれ。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞に入社。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力した。文化勲章受章。著「遠野物語」「石神問答」「民間伝...
野(や)に遺賢(いけん)無(な)し
《「書経」大禹謨から》すぐれた人物はすべて官について民間に残っていない。人材が集まって正しい政治が行われていることをいう。 [補説]「野(や)」は民間の意。「のにいけんなし」とは読まない。
野(や)に下(くだ)・る
官職を離れて民間の生活に入る。下野(げや)する。「官を辞して—・る」 [補説]「野(や)」は民間の意。「のにくだる」とは読まない。
やはた‐せいてつじょ【八幡製鉄所】
明治34年(1901)日本初の銑鋼一貫操業を開始した官営製鉄所。昭和9年(1934)半官半民の日本(にほん)製鉄となり、第二次大戦後、過度経済力集中排除法などに基づき八幡製鉄・富士製鉄など4社に...
やぶさ‐か【吝か】
[形動][文][ナリ] 1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに—ではない」 2 思い切りの悪いさま。「民衆も天才を認めることに—であるとは信じ難い...
やまがた‐くうこう【山形空港】
山形県東根市にある空港。特定地方管理空港の一。昭和39年(1964)神町空港として開港し、翌年、現名称に変更。民間航空機のほか陸上自衛隊も使用する。愛称、おいしい山形空港。→拠点空港
やまさき‐は【山崎派】
自由民主党にあった派閥の一。近未来政治研究会の平成10年(1998)から同24年までの通称。会長は山崎拓。→石原派
やました‐やすひろ【山下泰裕】
[1957〜 ]柔道選手・指導者。熊本の生まれ。昭和52年(1977)当時の最年少記録で全日本選手権優勝。以後、同大会9連覇。同59年ロサンゼルスオリンピックの無差別級で優勝。国民栄誉賞受賞。
やまと‐せいけん【大和政権】
大和および河内(かわち)を中心とする諸豪族の連合政権。大王(おおきみ)とよばれる首長を盟主に、畿内地方から4世紀中ごろには西日本を統一し、4世紀末には朝鮮に進出。種々の技術を持つ渡来人を登用し、...