かれ‐がた【離れ方】
親しかった者、特に男女の気持ちが、疎遠になりがちなこと。「相知れりける人の漸(やうや)く—になりける間に」〈古今・恋五・詞書〉
か‐れん【可憐】
[名・形動]《「憐(あわれ)むべき」の意から》姿・形がかわいらしく、守ってやりたくなるような気持ちを起こさせること。また、そのさま。「—に咲く野の花」「少女の—な瞳」 [派生]かれんさ[名]
かわい・い【可愛い】
[形]《「かわゆい」の音変化。「可愛い」は当て字》 1 小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持ちをいだくさま。 ㋐愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。「—・い孫た...
かわい‐そう【可哀相/可哀想】
[形動][文][ナリ]同情の気持ちが起こるさま。ふびんに思えるさま。「—な境遇」「彼ばかり責めては—だ」「お—に」 [補説]「可哀相」「可哀想」は当て字。
かわ・く【渇く】
[動カ五(四)]《「乾く」と同語源》 1 のどがからからになって、水分が欲しくなる。「のどが—・く」 2 満たされぬ気持ちがいらだたしいほど高まる。心から強く欲しがる。「愛に—・く」
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ 1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」 2 気持ちにゆとりがある。心が広い。...
かん【癇】
1 ひきつけなどを起こす病気。 2 ちょっとしたことにも興奮し、いらいらする性質・気持ち。疳(かん)。「—が強い」
かん‐かつ【寛闊】
[名・形動] 1 性格や気持ちがおおらかで、ゆったりしていること。また、そのさま。「—な心」 2 服装や性格・気質などがはでなこと。また、そのさま。「三番叟(さんばそう)らしい—な狂言の衣裳をつ...
かん‐がい【感慨】
心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。また、その気持ち。「—にひたる」「—を込めて歌う」
かん‐げき【感激】
[名](スル)強く心に感じて、気持ちがたかぶること。「優勝の—にひたる」「観客に—を与える」「無私の行為に—する」「—家」