のちのこうせつひゃくものがたり【後巷説百物語】
京極夏彦の推理小説。さまざまな妖怪をモチーフに事件を解決していく巷説百物語シリーズの一つ。平成15年(2003)刊行。同年、第130回直木賞受賞。
はいはん‐じしょう【排反事象】
ある試行において、一方が起これば他方は決して起こらないときの、それぞれの事象。
はちまん‐だいぼさつ【八幡大菩薩】
八幡神に対する称号。神仏習合によって起こり、八幡神の本地を菩薩としたもの。 [副]《八幡大菩薩に誓って、の意から》必ず。断じて。決して。「—、是非に貰はねばきかぬ」〈難波鉦・六〉
ばん‐ばん【万万】
[形動][文][ナリ] 1 そうしたい気持ちは十分にあるが、そうできない事情があるさま。やまやま。「お目にかかりたいのは—ですが」 2 程度がはなはだしいさま。「君の友情は恋情の深きに勝る—な...
ひょうし‐ぬけ【拍子抜け】
[名](スル)張り合いがなくなること。「難問が簡単に解決して—する」
ふく‐し【副詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表...
ふく・する【服する】
[動サ変][文]ふく・す[サ変] 1 言われたとおりにする。従う。服従する。また、従わせる。「上長の命に—・する」「そうした論理は決して細君の心を—・するに足りなかった」〈漱石・道草〉 2 ある...
ふくろ‐みみ【袋耳】
1 一度聞いたら決して忘れないこと。また、その人。 2 織物の耳を袋織りにしたもの。
ふ‐げん【誣言】
《「ぶげん」とも》わざと事実をまげていうこと。また、その言葉。誣語。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
ふじ‐の‐やまい【不治の病】
決して治らない病気。ふちのやまい。「—に冒される」