よう‐か【沃化】
[名](スル)沃素と化合すること。また、沃化物であること。
ようか‐カリウム【沃化カリウム】
カリウムと沃素の化合物。無色の立方体の結晶。水に溶けやすく、水溶液は沃素をよく溶かす。医薬・写真感光乳剤などに使用。化学式KI ヨードカリ。沃ポツ。
ようかカリウム‐でんぷんし【沃化カリウム澱粉紙】
沃化カリウムとでんぷんとの水溶液に濾紙(ろし)を浸して乾燥させたもの。酸化剤との接触で青色になるため、微量の酸化性物質の検出に用いる。
ようか‐ぎん【沃化銀】
硝酸銀水溶液に沃化カリウムを加えて得られる黄色の粉末状の結晶。水にほとんど溶けない。光に当てると分解して黒変する。写真感光乳剤などに使用。化学式AgI
ようか‐すいそ【沃化水素】
水素と沃素の化合物。刺激臭のある無色の気体。水に溶けやすく、水溶液は沃化水素酸といい、強い酸性を示す。強力な還元剤。化学式HI
ようか‐ぶつ【沃化物】
沃素を陰性成分として含む化合物。