ちん‐せん【沈船】
沈んだ船。沈没船。
ちん‐たい【沈滞】
[名](スル) 1 いつまでも一つ所にとどこおっていること。 2 活気がなく、進歩・発展の動きがみられないこと。意気が上がらずに停滞していること。「景気が—している」「—ムードが漂う」
ちん‐ちゃく【沈着】
[名・形動](スル) 1 落ち着いていて、物事に動じないこと。また、そのさま。「—な行動」 2 底にたまって固着すること。「色素が—する」
ちん‐ちょう【沈重】
[名・形動]落ち着いていて、おもおもしいこと。また、そのさま。「始終—な玄機に制馭(せいぎょ)せられていた」〈鴎外・魚玄機〉
ちん‐ちん【沈沈】
[ト・タル][文][形動タリ]静まりかえっているさま。特に、夜がふけてひっそりとしているさま。「大都市の夜は、いま—として更け亙(わた)った」〈里見弴・多情仏心〉
ちん‐つう【沈痛】
[名・形動]深い悲しみや心配ごとに心を痛めること。また、そのさま。「—な面持ち」
ちん‐でき【沈溺】
[名](スル) 1 水におぼれること。「士官をはじめ二三十名—なして行方知れず」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 物事に夢中になって深入りすること。耽溺(たんでき)。惑溺。「遨遊(ごうゆう)に—するの...
ちん‐でん【沈殿/沈澱】
[名](スル)溶液中にまじっている微小固体が底に沈んでたまること。化学では、溶液中の化学反応で不溶性の生成物ができること。または、溶液中の溶質が飽和に達して固まること。「川底にへどろが—する」
ちんでん‐がん【沈殿岩】
海水や陸水から沈殿・堆積(たいせき)してできた堆積岩の一種。岩塩などの蒸発岩や、一部の石灰岩・チャートなどがある。
ちんでん‐ざい【沈殿剤】
液体中の溶解物を沈殿させるために加える試薬。明礬(みょうばん)・石灰乳など。