リビア【Libia/Libya】
アフリカ北部、地中海に面する共和国。首都トリポリ。国土の大部分は砂漠。石油を産する。16世紀以降はオスマン帝国が支配し、1912年にイタリア領となり、1951年には王国として独立する。1969年...
リモネン【limonene】
レモンに似た香りのある液体。テルペンに属する炭化水素。レモン油・シソ・はっか油などに含まれる。
リモン【Limón】
コスタリカ東部の都市。リモン県の県都。首都サンホセの東約120キロメートルに位置し、鉄道で結ばれる。カリブ海に面する同国有数の貿易港があり、バナナ、コーヒーの積み出しで発展。近年、石油化学工業も...
りゅう‐さん【硫酸】
無機酸の一。純粋なものは無色で粘りけのある油状の液体。一般には水溶液をさし、濃度により希硫酸・濃硫酸という。濃硫酸は水と混合すると多量の熱を発生し、また脱水作用が強く、化合物中から水素と酸素を2...
りゅうさんか‐ゆ【硫酸化油】
ひまし油などの脂肪油を濃硫酸と反応させ、水酸化ナトリウムやアンモニアなどのアルカリ性水溶液で中和したもの。19世紀半ば、オスマン帝国時代の赤色の天然染料、トルコ赤の染色の助剤として利用されたため...
りゅうさん‐し【硫酸紙】
木綿繊維や化学パルプから作った原紙を、グリセリンを混ぜた希硫酸に短時間浸し、セルロースの外部をアミロイド化した半透明の紙。じょうぶで耐水性・耐油性があり、バター・チーズの包装などに使用。パーチメ...
りゅうさん‐ピッチ【硫酸ピッチ】
不正軽油を密造する際に、重油と灯油を混ぜ、濃硫酸で処理した後に残る黒いタール状の物質。ドラム缶を腐食するほどの強酸性で、亜硫酸ガスも発生する有害廃棄物。平成16年(2004)廃棄物処理法の指定有...
りゅうたい‐じくうけ【流体軸受(け)】
《fluid dynamic bearing》軸受けに油などの流体を用いた軸受け。コンピューターのハードディスクなどの精密機器に使われる。流体動圧軸受け。FDB。油を使用したものはオイルベアリン...
りゅうたい‐そし【流体素子】
水や空気などの流体そのものの挙動を利用して、流量や方向を制御する装置。弁などの機械的な可動部がないため信頼性が高い。エンジンの燃料噴射や油圧による制御装置などで利用されるほか、近年、微細加工技術...
りゅうたい‐つぎて【流体継(ぎ)手】
水・油などの流体を介して動力を伝達する装置。駆動軸に直結するポンプ羽根車を回すと、流体が循環運動をして向かい合う従動軸のタービン羽根車を回転させる。自動車・土木機械などに利用。流体クラッチ。