ほうおん‐こう【報恩講】
仏教各宗派で、毎年宗祖への報恩のために営む法会。浄土真宗では親鸞(しんらん)の忌日を最終日とする7日間、東本願寺では陰暦11月21〜28日、西本願寺では陽暦1月9〜16日に営む。御七夜(おしちや...
ほう‐しゅ【法主】
仏語。 1 法門の主、すなわち仏。ほっしゅ。ほっす。 2 仏法を説く人。仏や維摩(ゆいま)居士などをさす。ほっしゅ。ほっす。 3 法会の主宰者である僧。ほっしゅ。ほっす。 4 一宗派の長。ほっし...
ほうじょう‐え【放生会】
供養のために、捕らえた生き物を池や野に放してやる法会。殺生戒に基づくもので、奈良時代より行われ、陰暦8月15日の八幡宮の祭りに催され、石清水八幡宮のものが有名。《季 秋》
ほうねん‐き【法然忌】
法然上人の忌日に行う法会(ほうえ)。《季 春》→御忌(ぎょき)2
ほう‐む【法務】
1 (ハフ‐) 司法関係の事務。「—局」 2 (ホフ‐) ㋐仏法に関する事務。また、法会に関する事務。 ㋑僧綱所(そうごうしょ)の長官。また、大寺で寺務を統括する僧職。
ほうむ‐かん【法務官】
1 旧日本陸海軍で法律に関する事務を担当した職員。文官で、軍法会議では検察官をつとめた。 2 古代ローマの官名。執政官(コンスル)の正式な称号。のちには司法行政を担当した政務官の称。プラエトル。
ほう‐よう【法要】
1 死者の追善などのために行う仏教の儀式。法事。法会。法用。「—を営む」 2 四箇(しか)の法要など、法会における法式。 3 仏法のかなめ。仏の教えの大切な要点。
ほし‐く【星供】
除災求福のために、七星・九曜・十二宮・二十八宿を供養する法会。本命星や当年星をまつる。真言寺院では正月・冬至・節分に行う。星祭り。
ほっけ‐え【法華会】
法華経を講説する法会。法華八講・法華十講などがある。東大寺・興福寺のものや比叡山延暦寺の霜月会などが有名。
ほっけ‐はっこう【法華八講】
法華経8巻を8座に分け、ふつう1日に朝夕2座講じて4日間で完了する法会。八講会。八講。