み‐しほ【御修法】
《「みしゅほう」の音変化》 1 国家または貴人が僧を呼んで密教の修法を行う、その法会。みずほう。 2 ⇒後七日(ごしちにち)の御修法(みずほう)
みなづき‐え【水無月会】
最澄の忌日の6月4日に比叡山延暦寺で行われる法会。長講会。
みぶ‐ねんぶつ【壬生念仏】
京都市中京区の壬生寺で、陰暦3月14日から10日間、現在は4月21日から29日まで行われる念仏法会。この間に壬生狂言が催される。壬生大念仏会(え)。《季 春》「うららかに妻のあくびや—/草城」
みろく‐え【弥勒会】
弥勒菩薩を祭る法会。
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
むかえ‐こう【迎え講】
阿弥陀如来が死者を極楽に迎えるようすを儀式化した法会。
むしゃ‐え【無遮会】
貴賤・僧俗・上下・男女の区別なくだれにでも財施・法施を行う法会。無遮施。無遮大会(だいえ)。
もんじゅ‐え【文殊会】
文殊菩薩を供養する法会。毎年7月8日に諸国の寺院で行われたが、のち京都の東寺・西寺のものが有名になった。《季 夏》
やくし‐こう【薬師講】
薬師如来を信仰し念誦(ねんじゅ)する法会。薬師経を講説、讃嘆(さんだん)する。
ゆいきょうぎょう‐え【遺教経会】
2月9日から15日まで、京都の大報恩寺(千本釈迦堂)で、東山の智積院の僧が集まって遺教経を訓読し、大念仏を修する法会。