ほう‐てき【法的】
[形動]法律に関係するさま。法律の立場にたつさま。法律的。「—な措置」「—な問題」「—根拠」
ほうてき‐あんていせい【法的安定性】
法律の制定・改廃・適用が安定的に行われ、ある行為に伴ってどのような法的効果が発生するか予測可能な状態。 [補説]法秩序に対する人々の信頼を維持するための原則と考えられ、法の恣意的な運用や主観的な...
ほうてき‐せきにん【法的責任】
法律上、負わなくてはならない責任。刑事責任と民事責任がある。→道義的責任
ほうてき‐そち【法的措置】
法律に則って対処すること。
ほう‐てつがく【法哲学】
法の理想・理念・本質などを明らかにして、法の究極にあるものを考察する学問。法理学。法律哲学。
ほうのせいしん【法の精神】
《原題、(フランス)De l'esprit des lois》モンテスキュー著。1748年刊。諸国の法律制度を、自然的・社会的条件と関連づけて考察し、特にイギリス憲法を称賛、立法・行政・司法三権...
ほう‐ひ【法匪】
《匪は悪者の意》法律の文理解釈に固執し、民衆をかえりみない者をののしっていう語。
ほう‐ぶん【法文】
1 法律・法令の文章。「—解釈」 2 大学の法学部と文学部を合わせた称。
ほうむ‐かん【法務官】
1 旧日本陸海軍で法律に関する事務を担当した職員。文官で、軍法会議では検察官をつとめた。 2 古代ローマの官名。執政官(コンスル)の正式な称号。のちには司法行政を担当した政務官の称。プラエトル。
ほう‐もう【法網】
法律という網。不正を行えば、法律で罰せられることを精密な網にたとえていう語。「巧みに—をくぐる」